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日本仏教保育協会について
公益社団法人 日本仏教保育協会の基本方針

生命尊重の保育の確立と心の教育の推進
  1. 生命尊重の保育推進
  2. 活力ある日仏保をめざし会員の為の運営基盤の確立を図る
  3. 魅力ある日仏保を確立し会員の期待に応える
  4. 国際交流・社会貢献のできる日仏保をめざす


上記の基本方針で、仏教保育の調査研究と仏教保育者の資質の向上を図り、もってわが国の幼児教育の振興に寄与することを目的に活発に活動しています。


公益社団法人 日本仏教保育協会のめざす保育

主  唱
いかせいのち 生命尊重の保育実践


仏教保育綱領
じしんふせつ
慈心不殺
生命尊重の保育を行おう 明るく
ぶつどうじょうじゅ
仏道成就
正しきを見てたえず進む保育を行おう 正しく
しょうぎょうしょうじん
正業精進
よき社会人をつくる保育を行おう 仲よく


仏教保育年間のねらい(注:読みは日仏保の慣例に従ったものです)
4月
合掌聞法(がっしょうもんぽう)
仏法僧の三宝を敬う形が合掌であり、自分自身を大切にするとともに、他人を敬い、その教えを聞くところに尊い意義があることを見いだすようにしよう。
5月
持戒和合(じかいわごう)
約束を守ることは社会生活の第一歩であり、それをもとにして集団の秩序が保たれる。社会生活の第一歩である園生活を楽しいものにしよう。
6月
生命尊重(せいめいそんちょう)
自分の生命を大切にすることと同様に、他の人間および人間以外のすべての生物の生命を大切にすることは、幼児の情操に大きな影響を及ぼすことである。
7月
布施奉仕(ふせほうし)
他人に親切にすることは、まわりまわって自分にもどってくる。そうした利害を抜きにしても、どんなときにも隠れた親切が人間の社会を明るくすることを知らせよう。
8月
自利利他(じりりた)
自分でできることを他人にしてもらうことは、恥ずかしいことである。自分に与えられた仕事でなくても、自分でできることは進んでするようにしよう。
9月
報恩感謝(ほうおんかんしゃ)
社会のしくみは自分ひとりでは何もできない。同時に衣食住のすべてに自然の恵みがなかったら、一日も生活することはできない。つつましい心で社会や自然に接する心を育てよう。
10月
同事協力(どうじきょうりょく)
ひとりではできないことでも、ふたりならできる。ふたりでできないことでも、大勢ならできる。みんなで助け合うことによって、思いもかけない大きな仕事ができることを分からせよう。
11月
精進努力(しょうじんどりょく)
途中でくじけては、どんなよいことでも実らない。すべてのことを終わりまでねばり強くやりとげることは、幼児のうちから習慣としてしまうことが大切である。
12月
忍辱持久(にんにくじきゅう)
仏様の教えを知り、それに少しでも近づくように努力することによって、毎日の生活を充実させることができる。目標は遠くてもじっくり取り組むようにしよう。
1月
和顔愛語(わげんあいご)
寒いとき、つらいとき、悲しいときでも、くじけてなさけない顔をしてはいけない。どんなときでも明るい笑顔を忘れず、仲良くしよう。
2月
禅定静寂(ぜんじょうせいじゃく)
思いつきをそのまま実行するとたいてい失敗する。行動に移す前にじっくり考え、世の中の動きにまき込まれず、しっかりと地に足のついた生活をしよう。
3月
智慧希望(ちえきぼう)
いつも希望を胸の中にもち、明るい明日の生活を目指して、よく学び、よく働き、よく遊び、すべての人のために楽しい社会を生み出すように努めよう。