ロゴ 公益社団法人 日本仏教保育協会
海外交流
インド菩提樹学園


発 願
 昭和48年、インド・ブッダガヤに日本寺が国際仏教興隆協会(KBKK)によって建立、日本仏教保育協会(日仏保)より理事長と訪印団が落慶法要を勤める。このとき日仏保として、日本の仏教保育の力をこの地に還元し、お釈迦さまへの報恩感謝の行として保育施設を贈ろうという心が全国に広がっていった。


開 園
 昭和50年9月から日仏保加盟園の園児・保護者による100円募金を展開、日本寺境内に幼児保育施設を建設。52年2月に落成式が執り行われ、『菩提樹学園』と命名された。同年12月8日成道会の日に開園式を迎えることとなった。


運 営
 開園を機会に日本人僧侶が常駐する日本寺に運営管理をお願いし、日仏保では菩提樹学園の運営費を助成、運営委員に参画、保育・教育に関する協議を執り行い育成協力に努めている。平成8年には2名の保育指導員を派遣し保育内容充実に大きな成果を上げた。


 学園は平成24年に35周年を迎えた。現在も園児200名が在籍、千数百人を越える卒園児を送り出している。現地では、月謝は無料のうえに毎日給食があり、日本より贈られた園児服を支給される。そして、すばらしい施設・最高の教育(保育)が受けられるとあって入園希望者の後が絶えない。
 協会では、毎年、学園視察団・訪印ツアーを送り出しており、開園以来5年ごとの記念法要には、名誉会長にもご参加いただいている。今後も学園訪問・仏跡参拝団を予定している。