奨励事業
奨励事業
持田賞
本協会の講師として活躍された
故持田栄一東大教授の業績をしのんで、
仏教保育の理論及び実践に関する
優れた研究者を顕彰して、
仏教保育の振興をはかることを趣旨としている。
東京大学教育学部の故持田栄一教授は、
教育行政のご専攻で昭和40年ドイツに留学。
キリスト教文化・思想にふれることによって
仏教思想による教育の重要性を認識され、
帰国後「仏教保育」の研究会を始められた。
日本仏教保育協会は
これを支援して多くの成果をあげ、
これによる仏教保育の理論指導は昭和53年に
先生が急逝されるまで熱心に続けられた。
故人の遺志に添い、
本協会による通仏教の葬儀が
増上寺で行われたおり、
ご遺族より寄せられたご法礼を基金にして
「持田賞」が設定された。
「持田賞」は2年ごとに開催される
全国仏教保育大会で、
保育実践とそこから導かれた
理論の研究を対象として授与される。
古屋賞
本協会育ての親である故古屋道雄前理事長の
在職23年にわたる数々の業績
(仏教保育綱領の制定、
「いかせいのち」像の建立、
各種仏教保育教材の刊行、
協会の社団法人化、
インド菩提樹学園の設立など)をしのび、
この発揚に努めることが、
私たち後継者の使命であるとする
東京仏教保育協会の発議により
「古屋賞」基金(東京仏教保育協会・古屋家・
浄土宗東京保育連盟)が設定された。
古屋賞の趣旨は全国の各支部または、
団体・個人の仏教保育に関する
実践的な研究活動及び運営について
成果をあげていると認められる者を顕彰し、
一層の仏教保育の振興、
支部活動の充実発展を図ることにある。
古屋賞は、持田賞とともに2年ごとに開催される
全国仏教保育大会で、
表彰状と助成金が贈呈される。
日本仏教保育協会賞
仏教保育の基盤は日々の保育を実践する
保育者の豊かな人間性にあり、
仏教保育を推進している幼稚園・保育所では
宗教的情操豊かな保育者が
育つことを期待している。
そこで当協会は、保育者養成機関を卒業して
仏教保育者としての
道を進もうとする学生を表彰し、
今後における実践の充実を念願している
(3月)。
仏教保育功労賞
日本仏教保育協会が推進する
仏教保育の振興に寄与し、
本協会の事業推進に大きな貢献があった
個人及び団体を顕彰している。
仏教保育精励賞
保育の現場において仏教保育に功労のあった
保育者を顕彰するもので、
2年ごとに開催する全国仏教保育大会の
全体会(式典)で授与します。