横川和克髙山潤照真言宗豊山派保育連合会事務局日蓮宗保育連盟事務局長第67回保育研修神奈川大会真言宗豊山派保育連合会第70回教職員研修大会日蓮宗保育連盟んちょうほうわ日蓮宗保育連盟主催の第67回保育研修神奈川大会は「『みんなほとけの子』~敬いの心を保育に~」をテーマに、令和7年7月27日から28日の2日間にわたり、横浜市金沢八景「横浜金沢産業振興センター」ならびに「横浜テクノタワーホテル」にて、全国より115名の参加にて開催されました。開会式は、宗歌と讃仏歌の斉唱と地元園の先生による厳かな献灯献花、荒居養雄保育連盟理事長導師による法味言上と挨拶、宗務総長田中恵紳猊下および全国社会教化事業協会連合会会長藤本経尚僧正によるご祝辞、(公社)日本仏教保育協会副理事長髙輪真澄様をはじめとする来賓紹介と続き、地元代表として神奈川大会実行委員長で仁愛幼稚園園長の楠山泰道僧正による歓迎の辞が述べられた後、盛大に永年勤続者表彰が行われました。1日目は、管理栄養士・防災食アドバイザーとしてメディアにも多数出演中の今泉マユ子先生に「災害時の備え~子どもを守るために」と題して熱のこもったご講演をいただき、豊富な事例やグループワークを交え大変に実りのある研修でした。2日目は、妙常寺住職で保育園園長でもある本良敬典上人による晨し朝法話「人間関係に悩まない人間関係の作り方」。続いて、洗足こども短期大学専任講師の尾根秀樹先生による「保育における表現活動の意義と効果~遊びで学ぶ~」と題して講演をいただき、ともに日々の保育の実践にすぐに役立つ有意義な研修となりました。6年ぶりに一泊二日の研修となり、充実した研修プログラムを組めただけでなく、懇親会で園内の親睦を深めたり旧交を温めたりと思い出となる研修大会になりました。第2講の豊山保育連合会事務局による食事作法のお話、昼食を挟み、第3講はワークショップ「『聴く』から始まる表現遊び」。真似っこ遊び、拍子遊び、リズム遊び、擬音づくりへと展開し、「聴く」から「身体化」、「共同川田興聖制作」への流れを体験しました。保育者が何よりも楽しむこと、そして子どもたちが楽しんで活動することの大切さを改めて感じることのできる講義でした。令和7年7月29日、真言宗豊山派宗務所にて「第70回教職員研修大会」が開催されました。当日は体温を越えるような厳しい暑さでしたが、41人の教職員が学びを深めるひとときを共に過ごしました。開会式では、真言宗豊山派宗務総長ご臨席のもと、安藤文隆前会長をお導師に「献灯・献香・献花」、ご法楽の後、今年度より就任された杉村彰洋新会長のご挨拶、永年勤続表彰が行われました。第1講は、真言宗豊山派福厳寺ご住職「静かな時間、豊かな心」。比較や欠点探しから離れて自己肯定感を育て、感情に振り回されない姿勢を学びました。最後に、朝は「やってみよう」、昼は「なんとかなる」、夜は「ありがとう」という合言葉で一日を整えるお話をいただきました。石井祐聖先生による仏教講話荒居養雄保育連盟理事長石井祐聖先生による講話リズム遊び令和7年11月1日発行 第 736 号(4)
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