「手洗い」をおさらいしよう9/5・6 9/9 第47回全日本仏教徒会議大阪大会 「仏カリ」「仏教保育」編集会議/事務局会議.ji:令和7年10月1日発行 ユニセフ(国連児童基金)が提唱し、水と衛生の問題に取り組む国際機関・大学・企業など13の組織から成る「せっけんを使った手洗いのための官民パートナーシップ」により制定されました。この日を中心に世界各国でせっけんを使った正しい手洗いを広める活動が行われています。自分の身体を病気から守る最もシンプルな方法のひとつが「せっけんを使った手洗い」です。ユニセフによると、もしせっけんを使って正しく手を洗うことができたら、年間100万人もの子どもの命が守られるといいます。汚れやバイ菌は手のあちこちに付くため、手の中で、溝や窪みのある所や、物によく触れる所をしっかり洗うことが大切です。洗わなくてはいけない全ての部位を正しくしっかり洗うには、約20秒かかるといわれています。日本ユニセフ協会の「世界手洗いの日プロジェクト」のウェブサイト(https//handwashngには、手洗いに必要な6か所の基本を盛り込んだ「世界手洗いダンス」の動画が公開されています。音楽や振り付けに合わせて楽しく覚えることができるので、手洗いを習慣化し、衛生観念を育てるためのプチ教材になります。手を洗うのは、「家に帰った時」「トイレの後」「動物や昆虫に触った後」「食事をする前」など。洗い方をおさらいするとともに、なぜ、どういう時に必要かなど、正しい手洗いについて子どもたちと見直してみましょう。p/) (桑田)戦国時代の武将、毛利元就には次のような有名な逸話が伝わっています。元就は3人の息子たちに矢を1本ずつ渡し、「この矢を折ってみろ」と言いました。息子たちは、簡単にパキッと折りました。次に、矢を3本にまとめたものをそれぞれに渡し「矢を3本、一気に折ってみろ」と言いました。息子たちは力を入れますが、子どもの力ではとても折れませんでした。そこで元就は、「一人では危うくても、3人なら強固になる。おまえたち3人が力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる」と教えたのです。行われます。一人ひとりの力ではできることも限られます。でも2人になり、3人になり、みんなで協力して取り組めば、いろいろなことができるようになります。園行事でこうした経験を実際に積む中で、協力して物事に取り組むことの大切さや、そのためには自分勝手ではなく相手の気持ちや立場を思いやる気持ちが必要であることを自然に学んでほしいと思います。そうした経験は、将来さまざまな場面で生きる知恵となっていくことでしょう。 手のこう指の間手首手のひらつめ親指のまわり洗うのはココ!事務局日誌【参考ページ】https://handwashing.jp/what.htmlhttps://handwashing.jp/study_01.html第 735 号(8)10月15日は「世界手洗いの日」。国際衛生年の2008年に、10月は、運動会などの園行事が多く
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