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森麻美先生••I••••••”令和7年10月1日発行 楽しむことから始めよう 元気モリモリ森麻美の運動あそび閉講式 キッズと親子の体操教室(株)AMNASTIC代表取締役たいそうインストラクター日本児童教育専門学校 非常勤講師森先生は、お寺の幼稚園に1年目にこの講習会を受講されたとのこと。「最後はみんなで楽しく遊んで帰りたいなと思っております。遊びながら楽しいことを共有して、皆さんの次の保育に生かしていただけたらうれしいです」森先生は、子どもの歌『にじ』で知られるシンガーソングライター・新沢としひこ氏と一緒に子どもの運動遊びやリズム遊びをつくっています。今回の講義では、ご自身のCDブックや書籍に収録されている遊びを豊富に紹介してくださいました。 『ともだちサンバ』…リズム遊び髙山理事長は「『いのち』がありのままで輝き、子どもたちがより良く生きられるように。仏教保育のキーワードは『いのち』だと考えています。さまざまな講義の中から得られたものを各園に持ち帰って、今後に生かしていただければ幸いです」という閉講の挨拶に続き、受講生代表の坂本幸恵先生(筑紫女学園大学附属幼稚園・福岡県)に修了証を授与。坂本先生は「2日間はとても有意義な時間になりました。この縁を忘れずに、子どもたちが感じたことを受け止め、一緒に楽しみ喜びながら保育をしていきたいと思います」と謝辞を述べました。最後に「仏教保育の歌」を斉唱し、第91回夏期仏教保育講習会は幕を下ろしました。(+人さし指を頭につけて、鬼ごっこで足を動かす)運動、リズム力バランス力、瞬発力「健康な身体づくりをするためには、全身をまんべんなく動かすこと。これには多様な動きが必要です。『モリモリマッチョ!!』には、前後左右上下という6通りの動きが入っています。皆さんも、この6通りの動きを考えていけば、多様な動きの遊びの幅がぐんと広がりますよ」ということで、グループでハイハイの動きを6通り考えるワークを行いました。ボールを使う動き6個、タオルを使う動き6個、鉄棒を使う動き6個……と考えていくと、引き出しがどんどん増えていきます。「3・4・5歳は自分で考える力がついてきますが、0・1・2歳あげてほしいなと思います」。その動きを自分ができない時は言葉で補いながら、子どもたちが自分で考える。それが遊びをとても楽しいものにしてくれる、と森先生は言います。運動遊び(ふれあい遊び)個別ワークに取り組み、その後できたものをお互いに紹介する時間をとりました。「皆さんそれぞれに聞く側になったり聞かれる側になったりして、自分の世界を知ってもらうという独特の感じを味わい、また相手の気持ちに寄り添いながら共感をもって聞くという体験もできたのではないかなと思います。写真に撮っておくか、しまう前に、『あ〜分かる分かる』と、その頃の記憶を分かち合える人にぜひ見てもらってください。最後は、しまうのも楽しみましょう。作品として固定しない分、かえって心に残るものがあるかもしれません」 『あめがザーザー』…指の体操 『モリモリマッチョ!!』…全身 『ド・ス・コ・イ』…足腰強化 『くりくりマンボ』…リズム力、はこちらからたくさん提案してに何でも聞いてみること。子ども 2人組になって季節の歌で ジャンプで骨を強くするどすこい遊び 替え歌〈後頭葉見る力/側頭葉聞く力/ラララ前頭葉は考える力だよ〉(『森のくまさん』より)「24年間子どもたちと遊び続けて感じるのは、子どもたちとの関わり合いの中で保育力は必ず上がってきますので、楽しく関わり続けてほしいということ。子どもたちは先生の笑顔が大好きです。子どもたちのやってみたい“をいっぱい引き出しながら、これからも楽しく体を動かして遊んでほしいと思います」受講生代表挨拶(7)第 735 号11年間勤めた経験があり、その

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