202503
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”量から質へ“問題を捉え直しつつ今後も充実した仏教保育を実践していく令和7年1月27日/東京プリンスホテル・プロビデンスホール第33回理事会/第25回運営審議委員会公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は、1月27日、東京プリンスホテルにおいて標記の会を開催。すべての上程議案について審議の結果、採択されました。なお、本理事会と運営審議委員会は実開催とウェブ会議の併用で開催されました。続いて行われた仏教保育研修会では、育英短期大学名誉教授・佐藤達全先生を講師にお迎えし、「仏教保育で大切にしたいこと」というテーマでお話を伺いました。その後、同会場において「新年懇親会」が和やかに開催されました。開会が宣言され、三帰依文を斉誦した後、昨年9月8日に逝去された日仏保理事・加藤泰和先生に哀悼の意を表し、一同により黙祷が捧げられました。続いて、髙山理事長が次のような挨拶を述べました。「日仏保の活動は、皆様方のご協力によりまして、本年度も順調に進行しております。昨年の7月には、埼玉支部の先生方に大変なご尽力をいただき、全国大会を無事に開催することができました。3”令和7年3月1日発行昨今の少子化により、会員園からも閉園のご報告をいただいたり、保育者養成校からも、特に短大などは閉学というお知らせを頂戴しております。こういった少子化に伴う動きを解決することは困難ですが、仏教保育を実践する立場としては、量から質へ“と問題をしっかり捉え直しながら、そういった課題も乗り越えて、これからも充実した仏教保育を推進していく姿勢が大事ではないかと考える次第です。日仏保としては、今年度初めに保育事業実態調査アンケートを実施しました。こうして各園の状況を把握させていただくことから始めて、いろいろな情報を集め、国に要望を提出していくという流れをつくっているところです。会員園の持続可能性を維持していけるよう、今後とも努力を重ねていきたいと考えております」次いで、司会より、定款第本理事会が成立すること、また、定款第37条により理事長が議長に就任することが説明され、議長である髙山理事長により審議が進められました。2025.March-第728号-髙山久照理事長(1)第728号38条により定足数を満たし、

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