令和6年11月23日、浄土宗大本山増上寺にて浄土宗開宗850年記念「第47回浄土宗保育協会全国研修会」(併修 関東地区研修会)が開催され、104名の参加がありました。(公社)日本仏教保育協会からは髙山久照理事長にご臨席いただきました。浄土宗の宗祖・法然上人が浄土宗を開かれたのは承安5年(1175年)です。令和6年は浄土宗の開宗850年に当たり、浄土宗および各種団体でさまざまな記念事業が行われました。今回の研修会は増上寺の大殿(本堂)にて開会式を行い、その中で「開宗850年慶讃法要」を増上寺御法主 小澤憲珠台下の御導師により行いました。第1講義は、柴田泰山先生(福岡県弘善寺住職・大正大学非常勤講師)による「浄土宗850年と幼児教育」で、法然上人の生涯における浄土宗の立教開宗のお話と、「法然上人御法語」の中にみられる限りなき母の愛情と思いについてのお話を頂きました。第2講義は、堀江利昌先生(浄土宗850年奉賛局)による「大本山増上寺と浄土宗850年」で、増上寺の歴史を通して見たお話と、実際に増上寺の境内を皆で巡り、文化財や増上寺伽藍の仏教的な意味などのお話を頂きました。第3講義は、佐藤和順先生(佛教大学教育学部教授・佛教大学附属こども園園長・岡山県立大学名誉教授)による「保育者の働き方改革-持続可能な園づくりのために-」で、子どもを取り巻く状況の変化の中で、見直しに聖域はなく、繰り返し振り返ることの重要性と、人と人とが対面する大切さについてのお話を頂きました。非常勤講師)による「『如来』する仏教的インクルーシブ保育の理念-いのちの平等-」と題した講演があり、その後自由研究発表が行われました。令和6年11月29日(金)・30日(土)の2日間にわたり、第31回真宗保育学会大会が、武蔵野大学武蔵野キャンパス(東京)において、「真宗保育の本質を考える-響き合ういのち-」をテーマとして開催されました。この学会は浄土真宗本願寺派関係大学の内、保育者養成を行っている学校の研究者並びに園長など有志により運営されています。の演奏後、開会式では若原道昭学会理事長の挨拶、西本照真武蔵野大学学長の講話がありました。基調講演は「響き合ういのち〜保育連盟75年、真宗保育の進む道〜」と題して、髙輪真澄保育連盟理事長・学会副理事長から、昭和23年からの連盟の歴史を振り返りながら、なぜ最大の宗派保連になったか、何を求めたか、そしてどこに向かうかについて講演がありました。続いて生井亮司氏(武蔵野大学教授)の司会で、景谷裕香氏(武蔵野大学附属幼稚園主事)、渡邉光一氏(武蔵野大学附属有明こども園園長)、松本信吾氏(岐阜聖徳学園大学教授)、石上和敬氏(武蔵野大学副学長)によりシンポジウム「響き合ういのち〜自然・子ども・保育」が行われました。樋口威道髙輪真澄(公社)日本仏教保育協会副理事長今泉保育園園長第47回浄土宗保育協会全国研修会報告第31回真宗保育学会大会報告(5)第727号29日には伊藤繁氏のパイプオルガン柴田泰山先生による講義佐藤和順先生による講義令和7年2月1日発行 30日には、渡邊了生氏(武蔵野大学
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