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公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は、2024(令和6)年12月19日、同協会本部事務局において、公益財団法人国際仏教興隆協会から佐藤雅彦事務総長、逸見道郎総務局長、オンライン出席の事務局員2名を迎え、「菩提樹学園運営委員会」を開催しました。本委員会では、インド・ブッダガヤの日本寺境内に設立された無料の保育施設「菩提樹学園」の運営について、国際仏教興隆協会が作成した報告書を元にこの1年間の報告があり、今後の支援・対応等について協議されました。本年度は4月の入園式・始業式からスタート。月末には健康診断を実施し、76名の園児が園児の母親(平日のため父親は少数)や兄弟、親戚など約150名が訪れ、園庭は観客でいっぱい。どの園児も熱意をもって種目に参加し、母親は綱引き、父親は大玉送りに参加しました。お菓子と縄跳びを景品として配布しました。菩提樹学園の2023年度の卒園児33名の進学先については、全ての園児が近隣の小学校ることができました。21年度は4名(20名中)、22年度は5名(31名中)がClass1へ進学できず、小学校に付属のUKG(Upperに編入されていました。この結果は、習熟度の低い園児への個別指導などのケアが奏功したと考えられます。受診しました。食欲不振や風邪、発疹などの軽い症状のみでしたが、保護者の聞き取りから、多くの園児においてスナック菓子を好むことによって偏る栄養や、携帯ゲームで遊ぶことによる視力への影響が懸念されます。5月23日は、ブッダジャヤンティ(花まつり)。本堂で園児が誕生仏に甘茶をかけてお祝いしました。本堂には、年少組の菩提樹の絵画、年長組の蓮の花・お釈迦様の絵画を掲示しました。翌日は1学期の終業式。保護者も参加して講堂で開催しました。夏休みが明け、7月1日は2学期の始業式。ほとんどの園児は夏休みの宿題を持参し、後日、宿題のA〜C判定によってビスケットなどが贈られました。8月の行事として、独立記念日式典とラクシャバンダン(兄弟、姉妹の絆を確かめ合う行事)を実施。ソバー先生は「皆、兄弟、姉妹であって互いに仲良くし、助け合うことが大切」と子どもたちに話しました。のClassKndergarten=就学前教育課程)1(1学年)以上に進学す2i令和7年2月1日発行 令和6年度菩提樹学園運営委員会全園児が1学年に進学本年度の菩提樹学園は令和6年12月19日/日仏保本部事務局2025.February-第727号-(1)第727号10月に開催した運動会は、ブッダジャヤンティ

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