令和6年10月30日/東京プリンスホテル上野泰弘京都文教大学・京都文教短期大学事務局長 公益社団法人全日本仏教婦人連盟学校法人京都文教学園第71回全日本仏教婦人連盟大会創立120周年記念式典令和6年11月24日(日)に、学校法人京都文教学園創立120周年記念式典が、京都文教学園宇治キャンパス同唱館にて開催されました。第一部では、120周年記念に学園関係者全員で制作したダンス動画披露と京都文教中学・高等学校ダンス部のパフォーマンスをオープニングに、平岡聡学園長を導師に記念法要を執り行い、仁科周朗理事長が式辞を述べました。近隣の行政や経済団体、地域企業からも多数ご来賓としてご臨席賜り、ご来賓を代表して浄土門主総本山知恩院門跡伊藤唯眞猊下、文部科学大臣あべ俊子様、京都府知事西脇隆俊様からそれぞれ祝辞をいただきました。中村萬壽様、中村梅枝様に祝舞『長唄連獅子』をご披露いただいた後、『未来につながる(未来をつなぐ)人を育てる』をテーマにパネルディスカッションを行いました。㈱イシダ代表取締役社長の石田隆英様、共栄製茶㈱代表取締役兼CEOの森下康弘様、芸術文化観光専門職大学学長の平田オリザ様、心理占星術研究家の鏡リュウジ様の4名をパネリストに、森大学学長がコーディネーターを務め、パネリストそれぞれの視点から「これからの教育」について議論しました。第二部では、学園設置校による探究教育活動報告会を実施し、京都文教小学校、京都文教高校、京都文教大学の取り組みを報告し、『ともいきアワード』として、学園設置校・園の園児、児童、生徒、学生のみなさんを表彰しました。これまで京都文教学園を支えていただきました皆さまとのご縁、ご恩を大切にして、今後も皆さまと共に、「ともいき(共生)社会」の実現に向けて、歩み続けてまいります。令和6年10月30日、(公社)全日本仏教婦人連盟(全日仏婦、花岡眞理子理事長)は東京プリンスホテルにて「第71回全日本仏教婦人連盟大会」を開催しました。会員・来賓合わせて保育協会からは髙山久照理事長が出席しました。法要の導師を務めた全日本仏教尼僧法団の笹川悦導理事長の挨拶に続き、全日仏婦の東伏見具子会長は、「最近、『自分さえ良ければ』という人や他人の批判ばかりする人が増え、災害や戦争により世界は困難な状況に直面しています。誰のために生きているのかを人々が共有できれば、世界はもっと幸せになるのでは」と語られました。この後、支援金の贈呈式が行われ、全日仏婦が長年支援している光明施療院を運営する(公財)国際仏教興隆協会の中村康雅理事長と、能登半島地震の被害で経済的に困窮している世帯の生徒に奨学金を提供している(公財)全国青少年教化協議会の神仁代表執行理事に、それぞれ350万円と120万円の目録が全日仏婦から贈られました。来賓を代表して大阪府佛教会の村山廣甫会長が挨拶され、来年9月に大阪で開催される第47回全日本仏教徒会議大阪大会への参加を呼び掛けました。この大会では、各地で発生する自然災害や戦争の被害者たちへの支援を継続し、子どもたちを貧困や暴力から守るために心から寄り添っていくことが誓われました。式辞を述べる仁科周朗理事長パネルディスカッションの様子世界が幸福になるために何が必要かを説く東伏見具子会長(5)第726号令和7年1月1日発行 80名の参加があり、(公社)日本仏教
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