日蓮宗保育連盟事務局長 横川和克最勝寺みのり保育園園長 桑田則行日蓮宗保育連盟第六十六回保育研修東京大会第65回仏教保育大学講座日蓮宗保育連盟主催の第六十六回保育研修東京大会は「『みんなほとけの子』~敬いの心を保育に~」をテーマに、7月29日、港区「ベイサイドホテルアジュール竹芝」にて開催、全国から開会式は、宗歌ならびに讃仏歌の斉唱、荒居養雄保育連盟理事長導師による法味言上と挨拶、宗務総長田中恵紳猊下、全国社会教化事業協会連合会会長藤本経尚僧正よりご祝辞、ご来賓の(公社)日本仏教保育協会副理事長髙輪真澄様、保育連盟顧問濵田文護僧正のご紹介と続き、永年勤続者表彰を行いました。記念講演は筑波大学名誉教授・徳田克己先生による「気になる子どもの具体的な保育方法」。ユーモアを交えながら、「なんで?どうして?」は叱る言葉、保育者は使わない、など具体的にお話し下さいました。終了後も各園からの個別相談に対応していただきました。続いての講演は福田りゅうぞうさんのユニット、プッピーズによる「ハロー!あそびうた研修」。オープニング曲からコンサートのような盛り上がりで、保育ですぐに生かせる運動遊び、感覚を知る遊び、絵本の読み聞かせなど盛りだくさん。最後は参加者全員で一つの輪になってダンスして大きな拍手で終了しました。講演と並行して、別室では定例総会を開催、予定の議案はすべて承認されました。閉会式は、玄題三唱後、荒居理事長からの挨拶をもって無事終了しました。本願寺派・真宗大谷派・真宗佛光寺派・真宗興正寺派・真宗高田派共催)の第から4日の3泊4日の日程で行われました。今年は浄土真宗本願寺派の担当で、西本願寺と龍谷大学大宮学舎、京都タワーホテルにおいて開催されました。各派の入職2年目以降の保育者を中心に64名が参加しました。西九州大学社会福祉学科生死学講師であり浄土真宗本願寺派圓光寺(佐賀県)住職の五十嵐雄道師を迎え、「生死を通して生きる意味を考える」ことを学び深めました。浄土真宗各派共同開催(浄土真宗講師には、佐賀大学医学部講師・本講座は講義だけでなく、一般的には「グループワーク」と呼ばれる少人数で構成された班で話し合う「班別討議」を行いました。3泊4日で寝食を共にして同世代の保育者が日頃の悩みや課題について話し合いを進めていき、課題を共有しながら日々の保育を振り返りました。この講座では親鸞聖人の生き方に学び、人として生まれた意義をたずね、ともに生きともに育ちあっていくことをねらいとしています。4日間を通して仲間と出会い、保育する自身の姿を見つめ直すことができる有意義な講座となりました。 開会式(上)徳田克己先生による講演(下)音楽ユニット「プッピーズ」による講演開講式第725号(4)89名が参加しました。65回仏教保育大学講座が、8月1日
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