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愛知県仏教保育協会事務局美和こども園園長 𠮷田龍宏智山保育連合会理事 服部融円愛知県仏教保育協会研修会第62回智山保育大会令和6年6月1日(土)に、愛知県仏教保育協会新規採用職員研修会が真宗大谷派名古屋別院にて開催されました。「落語家住職のただいま子育て中!」をテーマに露つの団ま子こ先生から楽しい落語と講演をしていただきました。露の団子先生は落語家でいらっしゃるとともに天台宗道心寺のご住職をお務めでいらっしゃいます。そして、現在子育てもされていらっしゃいます。前半の落語では楽しい落語を拝聴しました。参加した新規採用職員の多くはおそらく落語を聞くのは初めて。若干緊張しながら聞く参加者に露の団子先生は楽しく、軽妙な口調で、時折仏教に関わる話題を入れながらお話しいただき、一席終わる頃にはみんな笑顔になっていました。後半の講演会では、先生ご自身が落語と仏教の道に進まれるきっかけについてお話しされ、様々な宗教に触れる中で仏教が一番、自分が納得できたとおっしゃいました。そして、どの宗教でも信仰することが大切であり、信仰心が心や身体を元気にするとのお話をいただきました。るゆまた、仏教の慈悲の慈は苦しみに寄りそう心であり、子育てで気持ちがいっぱいの時に先生からかけられた言葉で救われたこと、親の心の安定が子どもの心の安定につながること、信仰の自由や違いを受け入れることの大切さなど、実体験をもとに保育者として大切なことを歩み始めた参加者にお伝えいただきました。大本山川崎大師平間寺とアパホテル&リゾート横浜ベイタワーを会場として、第62回智山保育大会が開催されました。髙山久照理事長が挨拶を述べられました。その後、「大般若経転読会」に参列し、参加者一同たくさんの功徳が得られるよう、むせかえる暑さのなか一心に祈願しました。ことで、仏さまを自分の心に(写)移し迎え入れる修行だが、心を膨らませ去る7月21日(日)・22日(月)に開会式では、日本仏教保育協会の次に「彩色仏画」では、「描き写す楽しく描くのが良い」と、教えていただき、十人十色の個性的な色彩仏画が出来上がりました。二日目はホテル会議室で「子どもとのコミュニケーション方法〜心が触れ合える『ふれあい遊び』〜」と題して、キッズプランナーの若井万友美先生にご講演いただきました。体を動かし楽しみながら歌や手遊びを教えていただき、受講した先生方からも「園に帰ってからさっそく使ってみたい」との声もいただきました。直接の触れ合いを通すことで気持ちを伝え、心を育てることの大切さを改めて感じました。今大会に際し、会場を提供してくださった川崎大師平間寺御貫首藤田隆乗大僧正様はじめ御山内の皆様、大会運営に携わっていただいた事務局や関係各位、ご参加いただいた先生方に感謝申し上げ報告といたします。霞の団子先生による落語と講演会(上)開会式(下)大般若経転読会(7)第723号

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