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寿福寺幼稚園園長 髙山潤照東京仏教保育協会事務局子ども家庭庁加藤鮎子大臣に「保育事業についての要望書」を提出東京仏教保育協会研修会報告公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は、9月10日、子ども家庭庁の加藤鮎子大臣と面会し、「保育事業についての要望書」を提出しました。当協会は、令和6年4月、会員園を対象に「保育事業の現状」についてアンケートを実施し、433園から回答をいただきました。その結果をもとに、これまで仏教保育が幼児教育に果たしてきた意義と、園児数の減少やコロナ禍、保育士不足などによる会員園の窮状を訴え、保育事業を安定して持続できる支援を求める要望書を作成しました。当協会は今後も、保育事業継続における課題解決・要望実現に向け、継続的に取り組んでまいります。第二伝道会館にて、東京仏教保育協会主催「教諭・保育士仏教保育研修会」が開催されました。この研修会は年に一度の実施で、今回は4名の先生を講師にお招きして4つの講義を行い、日本仏教保育協会の髙輪真澄副理事長が歓迎の言葉を述べられました。渡邊了生先生より、「仏教について」と題して仏教の教えについてお話しいただきました。講義から、仏教保育の「生命尊重」の考え方は、近年注目されているインクルーシブ教育や「こども真ん中」といった言葉に通じることも再確認できました。長の井口量寿先生より、「食作法」と題して食事の心得についてお話しいただきました。食べることはいのちを頂戴することであり、自分に与えられたいのちに対して「いただく」という感謝の気持ちをもって食事をしてほしいと諭されました。令和6年3月29日(金)、築地本願寺・開会式では三帰依文の斉唱の後、講義1では、聖徳幼稚園園長の講義2では、練馬和光保育園理事講義3では、銀の鈴幼稚園園長の五島満先生より、「仏教保育について」と題して「個性」や「多様性」といった仏教保育の重要なキーワードについてお話しいただきました。最後に、新年度に向けて参加者の先生方にエールの言葉を贈られました。講義4では、武蔵野大学教育学部幼児教育学科長・教授の生井亮司先生より、「遊びと造形」と題して子どもの表現や遊びから見える豊かな世界についてお話しいただきました。子どもの存在を十分に認めてあげることが大人のいちばんの仕事であり、「きみはここにいていいんだよ」と伝え続けることが大切という言葉が印象的でした。閉会式では当協会の加藤昌康委員長より代表者へ修了証が授与され、閉会の言葉により終了となりました。左から、髙山久照理事長、加藤鮎子大臣、桑田則行事務局長、大島康裕保育制度対策常任理事要望書 第723号(6)43名が参加しました。

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