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埼玉県佛教保育協会(草加市・認定こども園会長 丹羽義昭   あずま幼稚園園長)第40回埼玉県佛教幼児画展令和6年7月25日・26日/大宮ソニックシティビル・第1展示場埼玉県佛教保育協会(丹羽義昭会長)主催の第40回埼玉県佛教幼児画展が、令和6年7月25・26日に大宮ソニックシティビル・第1展示場で開催されました。日程は「第37回全国仏教保育埼玉大会」に合わせた同時開催で、大会二日目の第8分展示作品は、埼玉県内の12の幼稚園・保育園・認定こども園から出展されました。出展園児には賞状と記念品が授与されます。会場では、来場した子ども本人に賞状と記念品が手渡される度に、温かい拍手が送られていました。今回の幼児画展は、大会参加者たちの学びの場になるとともに、県内外のたくさんの人に子どもたちの絵を見ていただく機会となりました。会場内には、これまで埼玉県佛教保育協会の佛教幼児画展や研修会の講師として長年にわたりご指導いただいた元十文字学園女子大学教授・平田智久先生のお写真が飾られていました。平田先生には、埼玉大会・第8分科会の担当講師としてもご準備いただいていましたが、令和5年12月にご逝去されました。生前のご指導に感謝申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。佐藤達全 先生<受賞理由>42年にわたる保育者育成と仏教保育の研究・実践および論文集『保育の原点としての仏教保育を考える』刊行 佐藤氏は42年間にわたり保育士養成に関わり、そのなかで平成7年から現在まで、日仏保の刊行物の原稿執筆や研修会の講師などにご尽力を賜っております。この間に約160本の論文を発表し、その内の仏教と保育に関する43の論文を論文集『保育の原点としての仏教保育を考える』としてまとめ、令和5年3月に出版。その後も引き続き、論文発表や講演などを通じて仏教保育の必要性を訴えています。 「仏教保育と長年関わりを持たせていただいているご縁に感謝します。仏教保育はこれからの世界に大きな役割を担っていけるという思いが日増しに強くなります。受賞に感謝して今後も精進したいと思います」吉田直哉 先生<受賞理由>持田栄一氏の教育論の研究および現代の保育における、新しいコミュニティ創造としての保育の再構築に対する考察(5)第723号は絵科、会と幼「心-児乳画幼」(展児が講期会師の場:絵で磯画す-部。錦子司ど氏も)の 吉田氏は、かねてより故持田栄一氏に関する研究を行っており、令和5年10月に『保育思想の持田栄一 近代・宗教・公共性』を出版されました。この度、「持田栄一の遺稿=仏教保育コミュニティ構想を読み直す」と題する論文をもって持田賞に応募され、受賞が決定しました。 「大阪公立大学で保育士養成をしております。尊敬する佐藤先生とともに名誉ある賞をいただけて、大変うれしく感じています。全国大会にお招きいただきましたこと、本当にありがとうございます」持田賞受賞者紹介持田賞受賞者紹介

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