ユリ・リトミック教室主宰NHK学園講師「こども未来プロジェクト」リーダー 毎日の保育に使える リトミック〜石丸由理先生 いのある三重県から全国各地にいいですよ。みんなが一斉に笑顔表情豊かに元気にお話しされる浦中こういち先生が登場すると、会場の雰囲気が一気に明るくなりました。「9年間保育士をした後フリーになり、絵本をつくったり、遊び歌をつくったりしています。住ま行っています。また、非常勤で短大や大学の講師もしています。今日は遊び歌を踊ったり、持ってきていただいた新聞や牛乳パックを使って遊んだりしたいと思います。まずは、前の人の肩をトントン叩きますから、皆さん前に来ましょう」会場は机や椅子を片付けた状態で受講生はバラバラに座っていましたが、浦中先生の呼びかけで前の方に集まり、ひとかたまりになりました。「『失礼します』と一声かけてから始めてくださいね。それではトントンしていきましょう。〜♪トントントンカチでトントントンそれモミモミモミモミできあがり♪〜」全体に90度ずつ向きを変えて繰り返し、どんどん違う人の肩を叩いていきます。「これはアカペラで人数に関係なくできますから、親子参観などにとってもになっていきますからね。子どもを大人で挟んだりしてみましょう。笑顔がつながっていくことが・ 作る料理を自分で決める遊び歌・ 身体のどこかをくっつけ合う・ 牛乳パックで手裏剣づくり・ タオルを使う遊び歌 『おおもの大事なので、ぜひやってみてください」続いて、『アニマルフィットネス』では、フィットネスに使うようなテンポのいい曲に合わせて、ゾウ・キリン・ライオンなど動物の動きを真似ながら踊ります。遊び歌でおなじみの「ミツル&りょうた」の2人と浦中先生の3人で作ったCDに収録されているそうです。有酸素運動の次は、水分補給をして呼吸を整えながらの手遊びです。ギターの伴奏に合わせて「〜♪グッとパー グーッとパンパン!♪〜」(『ぐっとパン!』)。「この歌詞に入っている『まぁいいか』は、本当に大事だと思うんです。まだ生まれて3年や5年なんだから仕方ないということが、日々生活していると時々忘れちゃうんです。『まぁいいか』の気持ちで、いまはしっかり愛情を注いで、抱きしめあ、てあげてください」この後、次々と楽しい遊びが続きました。『フライパン』遊び歌 『ぴったんこ』・新聞紙1枚で忍者のお面づくりつりあげろ』「今日は大人向けにゲーム性のある遊び方にしました。皆さんが現場に帰ったら、ぜひ自分たちでアレンジして子どもたちと遊んでみてください」最後は読み聞かせです。浦中先生の絵本『たぬたぬばけけ』『ぴったんこ』に加え、制作中の新作まで、情感を込めた読み聞かせに受講生は聞き入りました。「全国どこでも行きますので、また一緒に遊びましょう。今日は楽しい時間を皆さんと一緒に共有することができました。皆さんの笑顔がつながって、とてもグッとパーいい時間になったと思います。またどうぞよろしくお願いします」と締めくくられました。昼休憩の後、ステージ中央にピアノが準備され、石丸由理先生の講義が始まりました。 手遊び『ぐっとパン!』タオルを使う遊び歌『おおものつりあげろ』牛乳パックで手裏剣づくりアニマルフィットネス新聞紙1枚で忍者のお面づくり(5)第722号
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