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開講式  絵〜本あ・そあびそとび絵作家本の時間〜 楽しもう!面白がろう!浦中こういち先生第90回夏期仏教保育講習会主催:公益社団法人日本仏教保育協会 令和6年7月22日/大本山増上寺光摂殿講堂実施:東京仏教保育協会 公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は7月おいて、東京仏教保育協会(加藤昌康委員長)のご協力を得て、標記の講習会を開催しました。今夏の講習会は1日のみの開催です。この日、東京都心の昼間の気温は36℃を超えましたが、連日の猛暑にも関わらず全国から保育者がつどい、歌や身体を動かす内容にも力いっぱい取り組んでいました。最初の「朝のコーラス」は、吉水知草先生(公益財団法人全国青少年教化協議会研究員)のご指導で始まりました。ピアノ伴奏は森田真帆先生です。吉水先生は、「朝は声が出づらいので、少し身体を動かして声が出やすいようにしましょう。喉の筋肉だけを使うと、あっという間に喉が疲れて声が枯れてしまいますので、身体ごと声を出すのが大事です。身体の支えが良くなると声が通りやすくなりますので、覚えておいてください」と話し、開講式・閉講式で歌う「四弘誓願」「追悼の歌」「法の深山」「仏教保育の歌」を指導されました。「三帰依文」の斉誦に次いで物故者への黙祷を捧げた後、髙山久照理事長の挨拶がありました。「本日はご参加をいただき誠にありがとうございます。この講習会は、昭和初期から続き、日本で最も古いと言われている伝統のある講習会です。本日の講義の中でいろいろな見方や考え方を深めて、充実した仏教保育を進めていただきたいと思います。いま保育制度が大きく変わりつつありますので、日仏保としてもそういった情報を発信していきます。また、『月刊仏教保育カリキュラム』や、各園に昨年お配りした『新わかりやすい仏教保育総論』を、ぜひ自分の保育を組み立てるうえで活用していただき、皆さんがよい保育を行っていけるよう願っております」続いて、加藤昌康委員長が「暑い中ご参加ありがとうございます。人が生き抜くというのは大変なことです。仏教保育では、困難を乗り越えて生きる力を身につけられるよう、その根っこの部分を養うことが大事だと思います。今日一日で得たものを日頃の保育に役立てていただければありがたいです」と、祝辞を述べました。加藤委員長髙山久照理事長吉水知草先生の指導と森田真帆先生のピアノ伴奏による朝のコーラス第722号(4)22日、大本山増上寺光摂殿講堂に

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