懇親会議長に就任し、議事に入りました。まず、第1号議案および第2号議案について、所管する担当常任理事から上程、また監事による監査報告があり、両議案は満場一致で承認・可決されました。次に、第3号議案について、杉本智研理事(神奈川)、上原雅明理事(京都)より任期途中で辞意が表明され、後任に角田定弘先生(神奈川)、橋川昌治先生(京都)が推薦されました。それぞれの就任について懇親会は、増上寺に隣接する「ザ・プリンスパークタワー東京」のスカイバンケットで、日仏保名誉会長の大本山増上寺御法主・小澤憲珠台下にご臨席賜り、賛否を諮ったところ、承認・可決されました。報告事項は、次の各事項です。まず、理事会の承認事項である令和6年度事業計画ならびに収支予算について、担当常任理事から、それぞれ報告がありました。次に、第28回仏教保育功労賞について、過日開催された第32回理事会において受賞者が決定した旨、議長より報告がありました。受賞されたのは、金田進德先生(茨城)、荻野順雄行われました。髙山理事長の挨拶のあと、名誉会長より御垂辞を賜りました。続いて、金田進德先生、荻野順雄先生に、名誉会長から「仏教保育功労賞」が贈られ、お二人から謝辞が述べられました。次いで、上原康央監事の乾杯のご発声で会食が始まりました。社員総会後に実施された研修会の講師・吉田正幸氏や、養成機関から出席の方々も一緒にテーブルを囲み、和やかに歓談が続けられました。先生(東京)の2名です。また、第22回持田賞についても同理事会において受賞者が決定した旨の報告がありました。受賞された育英短期大学名誉教授・佐藤達全氏、大阪公立大学准教授・吉田直哉氏の2名については、全国仏教保育埼玉大会開会式での表彰が予定されています。続いて、新規入会希望の2園について、入会が承認された旨の報告がありました。最後に、田中雪心副理事長より第37回全国仏教保育埼玉大会について、「埼玉は全国でも暑いところですが、安全安心に十分な気配りを心がけるつもりです。ぜひご参加いただければ嬉しく思います」と話されました。これにより、すべての審議・報告を終えて閉会となりました。小憩のあと、講師に吉田正幸氏をお迎えし、「令和6年度第1回仏教保育研修会」が開催されました。詳細は次号に掲載します。小澤憲珠名誉会長仏教保育功労賞授賞式金田進德先生 茨城・取手保育園、白山幼稚園理事長。大正大学仏教学部卒業。浄土宗務所、増上寺に勤務。保護司、取手市教育委員、茨城県保育協議会長、茨城県社会福祉協議会理事を歴任。平成16年、瑞宝双光章を受勲。また、日仏保の評議員・理事および茨城県仏教保育協会長を務められました。「この4月に満90歳になり、このような受賞をしましたこと、厚く御礼申し上げます。幼児保育のなかで仏教保育がいかに大事であるかを痛感しており、協会が益々発展しますよう心から念ずる次第です。ありがとうございました」荻野順雄先生 東京・花川戸保育園。玉川大学文学部教育学科卒業。日仏保参務。昭和63年より保護司として更生保護活動に従事。令和2年、瑞宝双光章を受勲。平成7年より日仏保の評議員・理事および平成19〜令和5年に常任理事を務め、協会の発展に寄与されました。「栄誉ある賞を頂戴し、誠にありがとうございます。振り返ると、日仏保の事務局に初めて顔を出したのは30年以上前のことでした。気さくな方ばかりで、会議なども楽しく出かけていたことを思い出します。協会の益々の繁栄を心より祈念して、御礼の言葉にさせていただきます」第721号(2)- おめでとうございます -- おめでとうございます -仏教保育功労賞 受賞者紹介仏教保育功労賞 受賞者紹介
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