202408
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テーマは「こころ・子ども・いのち」全国仏教保育埼玉大会開催令和6年度第1回仏教保育研修会第13回定時社員総会第13回定時社員総会ならびに令和6年度第1回仏教保育研修会を開催しました。公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は、6月17日、大本山増上寺・光摂殿において、本総会において、すべての上程議案について異議なく採択されました。また、仏教保育研修会では、保育システム研究所代表・吉田正幸氏を講師にお迎えし、「超少子社会の到来と園の持続可能性―“保育”の質と役割を機能から捉え直す―」をテーマにご講演いただきました。(要旨は次号)令和6年6月17日/大本山増上寺・光摂殿8 開会が告げられ、髙山久照理事長の主唱で三帰依文を斉唱。続いて同理事長より次のような挨拶がありました。「令和5年度は、5月にコロナ禍が明けたといえる状況になって以降、ほぼ従来通りに会合や研修会等も行われたという各支部からの報告を受け、ようやく見通しが立ったような印象を持ちました。日仏保としては、まず保育現場や養成機関で使っていただくために『新わかりやすい仏教保育総論』を刊行しました。皆様のお手元に届いておりますので、ぜひご活用ください。12月にはインド・ブッダガヤの菩提樹学園45周年ということで、現地の祝賀会に私も参加して子どもたちの元気な姿を見てまいりました。1月は能登半島の震災が起き、心が痛む年明けとなりましたが、全日本仏教会を通じて被災地に支援金をお送りしました。令和6年度は、全国仏教保育埼玉大会が開催されます。ぜひたくさんのご参加をいただいて、こうした機会を生命尊重の保育という、その理念の確認と園運営の充実にあてていただきたいと考えております。また数年来、少子化の問題が取り沙汰され、各園の運営にもさまざまな配慮を行っていかなければならないという状況を痛切に感じております。本日、総会後の研修会では吉田正幸先生を講師にお迎えし、ご講演いただきますので、少子化の現状把握や、これからどのように園を維持していくかといったことの参考にしていただければと思います。それでは、本日の各議題について十分ご審議いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします」続いて司会より、定款第27条における定足数を満たしており、本会が成立する旨の報告があり、定款第26条により、髙山理事長が埼玉大会への参加を呼び掛ける田中雪心副理事長髙山理事長保育システム研究所代表 吉田正幸氏(1)第721号2024.August-第721号-

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