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6 「いのち」の大切さにいま一度注目を第37回全国仏教保育埼玉大会いよいよ開催!令和6年7月25日(木)・26日(金)/大宮ソニックシティ7月25日・26日の開催を目前に控え、実行委員会も大会の準備に奔走しています。いま世界では各地で衝突が起き、多数の人々が尊いいのちを奪われたり、困難な生活を強いられたりしています。国内に目を向けると、2025年には超高齢化社会を迎え、雇用、医療、福祉など、さまざまな分野に影響を与えることが予想されます。互いを支え合う精神性がかつてないほど求められているいま、実行委員会では本大会の目的を、たがいを認め合い、関わり合うなかで「こころ」と「子ども」と「いのち」を育む仏教保育の役割を見出すことといたしました。分科会では、各地でご活躍されている講師の皆様や、実践されている各園の先生方にご教示いただき、より良い保育のための気づきを得ていただければと思います。一方で、今大会では埼玉県にゆかりのある団体やゲストの方にご協力いただき、埼玉色あふれる企画をご用意しています。全体会のオープニングでは、行衛町会葉月会の皆さんに川口市の伝統芸能、初午太鼓を披露していただきます。勇壮な和太鼓の響きをお楽しみください。記念講演では、埼玉県出身で、童謡「たなばたさま」などを作曲した下總皖一氏の孫でジャズシンガーの下總佐代子氏が、皖一氏の世界をジャズのリズムに乗せて表現します。続く記念演奏では、ウクライナの歌姫、ナターシャ・グジー氏が伝統的な民族楽器バンドゥーラを奏でます。大会実行委員がその美しい調べと澄んだ歌声に大きく心を動かされたことから企画が実現しました。全体会終了後の懇親会では、下總氏に加え、埼玉県出身で津軽三味線の姉妹デュオ・北村姉妹と、さいたま市育ちの口笛奏者・柴田晶子氏によるコンサートをお届けします。一日の締めくくりに、ジャズ、津軽三味線、口笛による素晴らしい音楽のひとときをお楽しみください。2日目の第10分科会では、日本資本主義の礎を築いた埼玉県の偉人、渋沢栄一の生涯について、渋沢史料館の桑原功一館長にご講義いただきます。7月には渋沢栄一を図柄に新一万円札も発行されるので、話題性も十分です。最後に、今大会の会場である「大宮ソニックシティ」は、大宮駅から徒歩3分とアクセス抜群の埼玉県を代表する大規模施設です。懇親会会場のパレスホテル大宮は、大宮ソニックシティ内にあるので楽に移動できます。パレスホテル大宮をはじめ近隣に多数ホテルがありますので、1日目の余韻に浸りながらゆっくり疲れを癒やし、リフレッシュして2日目にご参加いただけると思います。皆様と深い学びの時間を共有できることを楽しみにしています。初午太鼓の演奏(1)第719号2024.June-第719号-

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