202403
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い “ 新年懇親会『新わかりやすい仏教保育総論』出版記念祝賀会ことを提案し、承認されました。次に、絵本『こどものくに』の価格改定について。発行元のすずき出版より昨今の原材料費等の高騰により、発行を維持するための価格改定について依頼がありました。ひまわり版・チューリップ版・たんぽぽ版いずれも、本体価格400円に消費税40円を加えた「定価440円」に変更となります。続いて、髙輪真澄副理事長が『新わかりやすい総論』の刊行について、次のように述べました。「『わかりやすい総論』の初版は2004年。2010年の改訂版に続き、昨年10月に『新わかりやす仏教保育総論』として新たに発刊することができました。インクルーシブ保育、SDGs・ESDなども含めてまとめております。会員園には1冊ずつ送付しておりますので、ぜひお読みいただき、研修会等でも使っていただければと思います。私自身、講義で仏教保育の教科書として使っておりました縁もあり、編集委員長を務めさせていただきました。議論を重ね、ご執筆者の皆様の叡智によって、こうして最新のかたちでできあがった仏教保育のテキストを活用して、これからも皆で勉強していきましょう」次に、日仏保ポスターについて。樋口威道常任理事より、菩提樹学園45周年記念式典の様子をポスターにして各園に届ける旨の報告がありました。また、田中雪心副理事長より、第37回全国仏教保育埼玉大会の日程や全体会・分科会の概要、また埼玉県出身の渋沢仏教保育栄一をテーマに取り上げた特別講座などについて紹介があり、「改めて仏教保育の果たす仏教保育役割を示したい。多くのご参加をお待ちしております」と話されました。最後に髙山理事長から、昨年12月のツアーで菩提樹学園を訪れ、記念式典に参加したとの報告がありました。これにより、全ての議案が審議され閉会となりました。本理事会は複数の出席者から少子化対策等についての発言があり、日仏保で何をしていくべきなのか、今後の取組みについて考えさせられる会となりました。休憩の後、仏教保育研修会を開催。講師の安藤和彦先生による講話を拝聴しました。(詳細は次号に掲載)引き続き、東京プリンスホテル・プロビデンスホールにおいて、標記の会が催されました。まず能登半島地震による被災者に対し、黙祷。髙山理事長挨拶、小澤憲珠名誉会長の御垂辞に続いて、日仏保から公益財団法人全日本仏教会里雄康意理事長へ、令和6年能登半島地震支援金が手交されました。同会において配布先を検討し、有用な運用がなされるとのことです。国会議員懇話会の先生方や各団体代表の方々から祝辞が述べられ、和やかに歓談の場が持たれました。続いて、『新わかりやすい仏教保育総論』の刊行が発表され、共同執筆者を代表して佐藤達全先生が「仏教保育こそをつくる保育。これからの日本になくてはならない、いのちの教えです」などと話されました。人”有村治子参議院議員小澤名誉会長から(公財)全日本仏教会里雄理事長に令和6年能登半島地震支援金を手交『新 わかりやすい 仏教保育総論』 執筆者の方々片山さつき参議院議員小澤憲珠名誉会長第716号(2)

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