慣れていきました。4月半ばには日中の気温がハール州政府により「午前中のみの授業」に制限されました。特に5月には熱波がひどく、その状況が日本でも報道されたほどでした。授業時間の短縮は7月末まで継続。そんな酷暑の中でも園児たちはいつも学習熱心で、特に英語やヒンディー語の学習に真剣に取り組む姿が見られました。小学校の入学試験に合格できる学習能力を養うことのみに重きを置くことが多いインドの幼稚園の中で、菩提樹学園では絵・音楽・身体表現等の情操教育や、運動会やお遊戯会という特有の行事、お寺の本堂で聞く仏教説話、年中行事なども大切にしています。日仏保から昨年度寄付された英語のビデオ教材は大きなスクリーンで視覚的に学ぶことができ、また、今年度寄付されたスピーカーは身体表現のクラスで用いられています。いずれも菩提樹学園の教育の質の向上に大きく役立っているとのことです。年少組(4歳児):カマル組18名/カンチャン先生パンカジ組16名/スマン先生年長組(5歳児):グラブ組31名/バビタ先生※入園前準備クラス(3歳児):トタ組40名/ニーリマ先生年少組(4歳児):カマル組20名/ジャンティ先生パンカジ組20名/スマン先生年長組(5歳児):グラブ組20名/カンチャン先生チャンパ組17名/バビタ先生ニーリマ・プラサド トタ組担当、本堂礼拝&ののさま関連、お話、年長組算数担当ジャヤンティ・クマリ カマル組担当スマン・シャルマ パンカジ組担当カンチャン・クマリ グラブ組担当バビタ・クマリ チャンパ組担当ガネーシュ・パスワン 用務/調理/資材管理ドゥジャ・クマリ 非常勤講師/音楽担当◆2022年度在園児数(総園児数65名) ※2022年11月時点◆2023年度在園児数(総園児数74名) ※2023年4月時点◆2023年度職員構成ソバー・シンハ 主任教諭…教育総括、ダンス指導、園の統括管理等24日~1月3日 冬休み01月 3日 気温低下による登園への影響を考え、授業開始を9時に変更26日 共和国記念日式典02月 9日 健康診断。腹痛や風邪が数名25日 トタ組40名の入園テストを実施し、全員の受け入れを決定(カマル組20名・パンカジ組20名)27日 新トタ組の通園者を選考。40名の定員を大幅に上回る希望者が詰めかけた03月 4日 ホーリーのお祝い。皆で色粉をかけ合って春の訪れを祝う23日 卒園式。グラブ組31名が卒園を迎える。年少組4名、年長組5名の皆勤賞を表彰2023年度04月 1日 入園式。新入園児40名が保護者とともに参列17日 40度を超える酷暑(熱波)によりビハール州政府の通告を受け、授業を午前中のみとする18日 年長組(グラブ組・チャンパ組)三者面談27日 健康診断05月 5日 ブッダジャヤンティ(花まつり)20日 終業式22日~6月22日 夏休み08月 15日 独立記念日29日 ラクシャバンダン。姉妹・兄弟間の絆を確かめ合うヒンドゥー教の祭事を実施09月 16日 虫下し実施。72人中28人排虫10月 19日 運動会。障害物競争やインド版パン食い競争、玉入れなど元気いっぱいに競技021~26日 ドゥルガプジャ休暇第715号(2)40℃を越える日々が続き、ビチャンパ組による演劇メイクはスタッフの娘さんであり菩提樹学園卒園生が担当子どもたちと記念写真※入園前準備クラス(3歳児):トタ組40名/ニーリマ先生日仏保からのプレゼント(左)男の子用 (右)女の子用◆2022〜2023年度の菩提樹学園レポート2022年度(続き)12月 8日 お遊戯会
元のページ ../index.html#2