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白石幼稚園園長 太田真理愛知県仏教保育協会事務局美和こども園園長 𠮷田龍宏令和5年7月26日(水)、北海道仏教保育協会主催の第22回仏教保育講座が本願寺派札幌別院で開催され、90名の先生方が参加しました。第1講では、元札幌大谷大学特任教授の石飛道子先生に「仏さまから学ぶコミュニケーション法~縁起に学ぶ」という演題でお話をしていただき、仏さまの教えや逸話を基に普段の私たちの人との関わりについて深く考える機会を持つことができました。第2講では、昨年の全国大会の分          科会で講師をしていただいた、にじいろほっかいどう理事長の国見亮佑先生を再度お招きし「性の多様性!保育現場でどう考える??」という演題でLGBTQへの理解を深めるお話をしていただきました。第1講・第2講ともに、自分の価値観や当たり前を見直すお話であり、他者を理解しようとすること、他者の立場になって考えてみることの重要性を実感した先生方も多かったようです。今年の札幌の夏は、とても暑い日が多く研修当日も暑さ厳しい中での開催でしたが、先生方は暑さに負けない程熱心に耳を傾けていました。令和5年9月9日(土)に、愛知県仏教保育協会2学期研修会を開催し「園児と楽しむおもしろ科学実験」をテーマとして川村康文先生、小林尚美先生にお話をいただきました。川村先生は東京理科大学理学部第一部物理学科教授、北九州市科学館スペースLABO館長としてSTEAM教育を研究されており、著書・メディア出演など多方面でご活躍されています。また、小林先生は大阪・東京で保育者・園長としてご活躍され、川村先生の研究補助者として保育の現場等で幼児のSTEAM科学実験の実践・研究をされています。初めに、東日本大震災での経験、シンギュラリティ(AIが人間の知能を超える転換点)2045年問題などを踏まえ、こうした時代において、幼児教育無償化のなかで科学教育ではなく科学あそびとして保育の中に取り入れる意義を教えていただきました。特に、研修の中では、川村先生が小林先生の園で実際に取り組まれた、行事の活動と組み合わせた「おもしろ実験」について、実際の様子を写真で見せていただきながらご紹介いただきました。今回ご紹介いただいた実験は『園児と楽しむはじめてのおもしろ実験12ヵ月』(風鳴舎)で紹介されています。また、飛行リングを実際に作って参加者で遊びながら実験をいたしました。今回の研修の中で、保育者の役割は子どもに答えを教えるのではなく、子どもとともに考え、試し、気づきや驚きを共有・共感することであると再確認することができました。こうした学びを、2学期からの保育の実践に活かしていきたいと参加者一同決意を新たにすることができました。両先生の丁寧なご指導に感謝申し上げます。北海道仏教保育協会第22回仏教保育講座開催報告愛知県仏教保育協会2学期研修会報告石飛道子先生による講議「おもしろ実験」の実例を紹介令和6年1月1日発行第714号(4)

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