曹洞宗保育連合会理事長認定こども園建福寺幼稚園園長 安野正樹最勝寺みのり保育園園長 桑田則行親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念浄土真宗本願寺派「まことの保育」第67回曹洞宗保育研修大会第33回全国保育大会令和5年7月31日より8月1日までの1泊2日の日程にて、大本山永平寺を会場に、全国各地より33施設、総員催「第67回保育研修大会」が開催されました。初日、13時より吉祥閣2階、大講堂入り口前にて受付、同講堂において、大本山永平寺副監院西田正法師導師のもと、「献香・献華」および仏教聖歌を交えての開講式が挙行されました。式後、会場提供をいただいた、ご本山を代表して、導師を務められました西田正法師より、当会研修大会参加者へ向け、励ましのお言葉をいただき研修会開催となりました。その後、大講堂にて記念撮影を行 員・山本元隆師による講演をいただきい、15時より本日の講義「仏教保育と禅の心」と題し、駒沢女子大学専任教ました。薬石(夕食)の後、ご本山より坐禅指導及び、坐禅の実践にて、参加者は坐禅による身心を整える作法を学びました。20時より懇親会が行われ、清興として兵庫県長楽寺住職安達瑞樹師より講演をいただきました。翌日、3時50分に起床。暁天坐禅、朝課。修行僧による案内にて諸堂拝観を行ったのち、小食(朝食)、作務(清掃)と研修が進められました。8時30分より2日目の講義として「職も我が人生~菩薩としての保育」と題し、大本山永平寺副監院西田正法師より講演をいただいた後、閉講式となり、参加者代表へと修了証が手渡されました。今研修会は新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となり、コロナ禍にもかかわらず、ご本山永平寺様の万般に亘ったお力添えをもって盛会裏のうちに大会を終了することが出来ました。 浄土真宗本願寺派保育連盟は7月850年・立教開宗800年慶讃法要記念行事として「まことの保育」第33回全国保育大会を本山御影堂とホテルグランヴィア京都を会場として開催しました。 「思いやり 合う―阿弥陀さまの御心・願い・利他心」をテーマに保育連盟に加盟する保育園・幼稚園・認定こども園209園から園長・保育士・教諭など703名が一堂に会し、まことの保育について学びや互いの交流を深めました。御影堂での記念式典には保育連盟総裁の大谷流豆美お裏方が臨席され、記念式典の開会式ではおまいりの後、お裏方のお言葉、髙輪連盟理事長(大会実行委員長)の挨拶があり、永年勤続表彰が行われました。ホテルに会場を移し、相愛大学長の釈徹宗師が「仏教保育の人間学」と題して記念講演を行いました。2日目は「子どもたちのしあわせ、わたしのしあわせ―まことの保育から考える」をテーマに実施。釈師、慶応支え合い ともに育ち義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授で宗門校・武蔵野大学に新設されるウェルビーイング学部の学部長就任予定の前野隆司先生、龍谷大学短期大学部こども教育学科教授の中根真先生をパネリストに迎えて討議がなされ、それぞれの分野から幸せや保育のあり方について意見を交わしました。多くのまことの保育の仲間と出会える貴重なご縁となり、「子どもたちと同じ方向を向くことが大事」ということを再確認する貴重な大会でした。2日目の朝課活発な講論が交わされたパネルディスカッション(5)第712号72名参集のもと、曹洞宗保育連合会主29日から2日間、親鸞聖人御誕生令和5年11月1日発行
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