高野山真言宗保育連盟理事長 山本文雄真言宗豊山派保育連合会事務局長 水野義昭弘法大師御生誕1250年記念記念大会真言宗豊山派保育連合会 第68回教職員研修大会今夏8月28日、29日に和歌山県高野山において、第31回高野山真言宗保育大会が参集にて開催されました。連日の猛暑の中、真言宗豊山派保育連合会会長安藤文隆先生、智山保育連合会会長細田峰彰先生、日本仏教保育協会事務局長桑田則行先生にもご多用の中お越し頂き、盛大に行うことができました。初日は大師教会大講堂において、当連盟の副総裁今川泰伸宗務総長をはじめ、顧問桐生俊雅教学部長並びに内局各位ご臨席のもと、開会式・物故者追悼法会・永年勤続表彰を執り行いました。前出の安藤先生が「高野山との想い出」「いかせいのちの像」を語られた時には、「いかせいのちの像」建立60周年記念がコロナ禍で執り行えず、少人数にて、法会とお色直しを行ったことを思い出しながら拝聴しました。2日目は音楽家・作家・元埼玉県教育委員長の松居和先生に「愛されている、そう思う子に育って欲しい」という演題にてご講演頂きました。4年前、世界的に大流行した新型コロナウイルス感染症により、生活は大きく変わり、人と人が接することに制限を強いられました。やっと、日常を取り戻しつつある今、「お元気でしたか」「久しぶり」と、同じ空気間の中で語れる当たり前ではない幸せをつくづく感じられる二日間でした。4年ぶりの研修大会が、8月25日・ました。参加者70名。開会式は、本坊大講堂にて、総本山長谷寺・川俣海淳寺務長台下を大導師に行われました。献灯・献花・献香、法楽、安藤文隆会長の挨拶、永年勤続者表彰、川俣海淳寺務長台下より歓迎のお言葉、来賓の智山保育連合会副会長・佐藤順與先生の激励の言葉を頂き、開会式は終了。記念撮影の後、真言宗豊山派前宗務総長・星野英紀先生に「仏都奈良と弘法大師」の演題で仏教講話をお話しいただきました。終了後、バスにて宿舎の伊賀温泉 「サンピア伊賀」へ。温泉にて1日目の疲れを癒し、懇親会で他園との交流を深めました。2日目は、早朝5時にホテルを出発し、長谷寺の早朝開帳法要。法要後、歓喜院に移動し、朝食。食後、御影堂で行う「弘法大師御生誕1250年記念法要」の予行を行い、御影堂に移動し、記念音楽法要。お大師様に「いろは歌」「豊山保育の歌」を奉詠しました。終了後、バスにて奈良へ移動。ホテル日航奈良で、閉会式。昼食を食べ、東大寺大仏殿へ。大仏殿・森本公穣院主の案内で、「大仏殿壇上特別参拝」として、東大寺開創当時より残っていると伝えられる大仏様の台座に登壇。大仏様を間近に参拝しつつ、東大寺の歴史の法話を拝聴しました。参拝終了後、バスにて京都駅に。京都駅にて解散し、研修大会は終了となりました。厳しい残暑の中、ハードな日程でしたが、研修大会にご尽力いただきました、多くの皆様に感謝申し上げます。いかせいのちの像開会式 開会式(上)灌沐(下)御影堂音楽法要令和5年11月1日発行26日の両日、総本山長谷寺で開催され第712号(4)第宗31祖回弘法高野大師山御真言誕生宗1保2育5大0会年
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