202310
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令和5年5月27日に愛知県仏教保育協会新規採用職員研修会が真宗大谷派名古屋別院にて開催されました。「現代社会に不可欠な仏教保育について〜子どもも保育者も目を輝かせて生きるために〜」をテーマに佐藤達全先生にご講話をいただきました。佐藤先生は保育者養成や仏教・仏教保育の研究に長く携わられ、現在育英短期大学名誉教授、鶴見大学仏教文化研究所客員研究員でいらっしゃるとともに、常仙寺ご住職、星の光こども園理事長として仏教保育の現場にも関わっていらっしゃいます。研修では、仏教保育とは・保育とは何か、現代社会の問題と仏教や仏教保育に求められる役割について、佐藤先生の研究・実践に基づき新しく保育者になった参加者がわかりやすいようお話をいただきました。参加者からは「『いかせいのち』の保育を目指すということが印象に残りました」「子どもが楽しく過ごすためには、まずは保育者が元気な姿を見せることが大事であることを改めて学びました」「保育とは親がいなくなった時に一人で生きられるように、正しい判断力や行動力が必要となる、その力を育てることであり、一人ひとりの異なる『素晴らしさ』を保育者が気づきのばしていくことを自分でも頑張りたい」といった感想をいただきました。参加者の皆さんにとって、これからの保育者の道標となる素晴らしい研修会となりました。令和5年6月7日(水)「令和5年度春季研修会」が開催されました。主催は埼玉県佛教保育協会(丹羽義昭会長)。今回の研修会では、令和6年7月仏教保育埼玉大会の分科会に講師としてご指導いただく予定の十文字女子大学教育人文学部の上垣内伸子教授をお招きし、「保育室からSDGsをすすめよう」と題して90分間のご講演をいただきました。講演ではSD、SDGs、ESDについて具体的な事例紹介などを交えながらご説明いただきました。参加者は会場が研修を通して、変化の激しい現代社会において、諸問題を自らの問題として主体的に捉えられる事の重要性。その問題解決に繋がる新たな価値観や行動等の変容が必要だということを教えていただきました。今回の研修会は会場とZoomを用いたハイブリッド形式で行いました。初の試みではありましたが、トラブルもなく、スムーズに行うことができ、和やかで有意義な研修会となりました。研修会を通して加盟園の先生方の保育活動の手助けになれるよう、今後とも末永く運営できるよう精進したいと思います。また、来年度の埼玉大会についても、多くの保育に携わる方々にご参加いただけるよう協会一丸となって準備して参ります。愛知県仏教保育協会事務局美和こども園園長 𠮷田龍宏埼玉県佛教保育協会会長認定こども園あずま幼稚園園長 丹羽義昭愛知県仏教保育協会研修会報告埼玉県佛教保育協会研修会報告(5)第711号15名、Zoomが5園となりました。25日・26日に開催予定の第37回全国          令和5年10月1日発行令和5年度春季研修会研修会

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