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函館大谷短期大学帯広大谷短期大学こども教育宝仙大学淑徳大学短期大学部聖徳大学幼児教育専門学校鶴見大学短期大学部岐阜聖徳学園大学短期大学部(岐阜県)大谷大学京都文教短期大学佛教大学京都西山短期大学京都華頂大学・華頂短期大学四天王寺大学短期大学部兵庫大学・兵庫大学短期大学部(兵庫県)筑紫女学園大学九州龍谷短期大学(北海道)(北海道)(東京都)(東京都)(千葉県)(神奈川県)(京都府)(京都府)(京都府)(京都府)(京都府)(大阪府)(福岡県)(佐賀県)年度末というご多忙な時期にも関わらずご協力いただいた皆様に感謝申し上げ、学校名を掲載させていただきます。            令和5年3月29日、東京グランドホテルにて東京仏教保育協会主催による「教諭・保育士 仏教保育研修会」が開催されました。この研修会は毎年行っていますが、新型コロナウイルス感染防止のために昨年まではオンラインと対面式のハイブリッド形式で開催していました。しかし、今年度は社会情勢も変わってきた為、完全対面形式の研修会として企画しました。開催前までは、コロナ前と同じくらい参加していただけるか心配していましたが、当日は64名という予想を上回る多くの方に参加していただきました。開会式では服部秀世曹洞宗宗務総長の独誦に続き参加者が「三帰依文」を斉唱し、総長が歓迎の言葉を述べられました。続いて、日本仏教保育協会髙山久照理事長がお祝いの言葉を述べられました。久々の対面での研修会であり、少し緊張した雰囲気で研修会が始まりました。講義1では、駒沢女子大学の山本元隆先生より「保育者の心と仏教的保育」と題して、お釈迦さまの教えと仏教保育の重要性をお話しいただきました。参加者にとてもわかりやすい内容で、ご自身の体験談をお話しいただきながら、命の尊さや仏教の教えをどのように日常保育に生かしていくかということを教えていただきました。講義2では、非営利団体コドモノミカタ代表井桁容子先生より「誰もが幸せになるために保育者ができること」と題してお話しいただきました。保育者は子どもが幸せに生きるためにその育ちを応援する専門家である、保育者の感情は子どもに伝染する、保育者は子ども一人一人の特性を知っている専門家である、など心に響くたくさんの言葉を教えていただきました。また、子どもの権利条約や安心安全な環境の保証など昨今の保育でより重要とされてきている内容は、すぐに現場に生かしていくべきことが多くありました。閉会式では東京仏教保育協会加藤昌康委員長より参加者の代表者へ受講証が授与され、同保育協会福井徹人副委員長が閉会の言葉を述べられました。この対面形式の研修会を通して、改めて人と人とが対面して話すことの大切さを体験し、保育現場にはそれが必要だということを実感できたように思います。この日の学びは必ずそれぞれの園に広がり、子ども達の健やかな成長につながっていくことでしょう。東京仏教保育協会事務局 関岡貴之(多摩みゆき幼稚園)東令和京5年3仏月29教日/保東京グ育ラン協ドホ会テル研修会報告64名の参加者が熱心に耳を傾けました服部秀世宗務総長加藤昌康委員長山本元隆先生髙山久照理事長井桁容子先生(5)第707号令和5年6月1日発行アアンンケケーートト協協力力

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