開会が宣言され、出席者一同3 で三帰依文を斉誦。続いて、髙山理事長から次のような挨拶がありました。「本年度の事業執行状況につきまして、会議・研修会等の実施に当たっては、いずれもオンライン併用というかたちで最大限、従来通りに行っています。特筆すべきは、第36回全国仏教保育北海道大会を実施し、多くのご参加をいただいたことです。『連なる生命(いのち)』をテーマとするこの大会は、北海道の先生方の大変なご努力によって、十分な新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら、盛会に催されました。それから、ロシアの侵攻により大きな被害を受けているウクライナの状況に対し、全日本仏教会の支援募金に100万円を送らせていただきました。インドの菩提樹学園については、現地の状況として、2年間の断続的なロックダウンで子どもたちの登園ができず、保育期間は5か月半のみという大変困難な状況という報告を受けています。全国青少年教化協議会、全日本仏教婦人連盟との協働で実施している『子どもたちに豊かな地球をつなぐキャンペーン』について、こちらでもウクライナ子ども避難民の支援企画を進めているところです」続いて、司会より、定款第38条により定足数を満たし、本理事会が成立すること、また、定款第37条により理事長が議長に就任することが説明されました。これを受けて、議長である髙山理事長により審議が進められました。盛会に終わった北海道大会バトンは令和6年に埼玉へ令和5年1月25日/東京プリンスホテル・プロビデンスホール第28回理事会/第21回運営審議委員会公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は、1月25日、東京プリンスホテルにおいて標記の会を開催。すべての上程議案について審議の結果、採択されました。なお、本理事会と運営審議委員会は実開催とウェブ会議の併用で開催されました。続いて行われた仏教保育研修会では、ジャーナリストの猪熊弘子先生を講師にお迎えし、「子ども主体の保育と子どもの安全~子どもの権利から考える保育の安全」というテーマでお話を伺いました(次号に掲載予定)。その後、同会場において「新年懇親会」が和やかに開催されました。髙輪副理事長桑田事務局長髙山理事長野村副理事長(1)第704号令和5年3月1日発行2023.March-第704号-
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