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実施□東京仏教保育協会大本山増上寺光摂殿講堂主催□公益社団法人日本仏教保育協会 令和4年7月21日・22日 公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は7月21日・22日の両日、大本山増上寺光摂殿講堂において、東京仏教保育協会のご協力を得て、標記講習会を実施しました。コロナ禍で3年ぶりの開催となった講習会には、全国の加盟園から約50名が参加し、2日間にわたり研鑚を深めました。今号では1日目の開講式と3つの講座をレポートします。公益社団法人日本仏教保育協会理事長学校法人寿福寺学園理事長仏教保育の話開講式髙山久照先生第88回夏期仏教保育講習会開催全員起立し協会旗に向かい合掌礼拝、「三帰依文」を斉唱。続いて仏保関係物故者追悼の合掌黙祷が行われました。髙山久照理事長は、3年ぶりの開催となった講習会への思いを込めた挨拶をされました。「日本仏教保育協会には₉₃年の歴史があります。₈₈回と数年欠けておりますのは、戦時中に中断した以外には、一昨年と昨年のコロナ禍によって開催を見送ったことによります。今年はぜひやろうと準備してまいりました。こういった時に仏教保育的な観点から、いったい子どもたちにこのコロナ禍がどう影響するのだろうかと常に考えながら保育をする。そういう姿勢が求められています。ぜひ講習会を通じて、基本的な仏教保育者の在り方について学んでいただきたい」続いて、東京仏教保育協会前委員長の安藤文隆先生が祝辞を述べられました。「仏教を原点として心の幅を広げ、子どもたちへの大きな包容力をもってもらいたい。そうした思いで、毎回、研修会を開かせていただいています。今回も実りのある研修になりますことを願っています」仏教保育という視点から〝命〟という大事なテーマについてお話しいただきました。まず「仏教保育」が一般的な言葉ではなく、社会や保護者が認識していない現状を説明。仏教保育の充実には、保育者自身が意識を持つことが大事だとし、「仏教とは何か」をひもとかれました。「仏教は〝仏の教え〟と書きます。〝仏になる教え〟という呼び方も髙山理事長安藤先生令和4年9月1日発行第698号(4)

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