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第26回仏教保育功労賞贈呈式ウクライナ支援救援基金手交式かるべき国際機関を通してお送りさせていただきます。ありがとうございました」同基金は、世界仏教徒連盟の要請を受け、全日本仏教会が「ウクライナの人々に寄り添い連帯のおもいを形にする」ための人道支援としての支援金を募ったもので、引き続き同会にて支援を募っております。います。登壇された八木季生名誉会長は、仏教保育功労賞の授与の前に次のような挨拶をされました。「人の一生の一番の基礎となる人格の形成に、仏教精神を生かし、保育の先生がたのご指導により、それを実行しようとするのが、仏教保育の目的です。今日は、仏教保育のお力添えをいただきました先生がたに表彰状をお渡しさせていただきます。」八木名誉会長から賞状を受け取った古屋先生は、「日仏保では、名誉会長のおそばで公私にわたり勉強をさせていただきました。それが私の宝です」と語りました。もう1人の受賞者である緑谷一雄先生は、都合により懇親会で贈呈されることとなりました。次に、令和4年2月から続くロシアの侵攻により、今もなお、深い苦しみや悲しみの中での生活を余儀なくされているウクライナの人々のために、公益財団法人全日本仏教会(里雄康意理事長)の「ウクライナ支援募金」に対し、「生命尊重(いかせいのち)募金」より100万円が、八木名誉会長から同会の里雄理事長に手交されました。里雄理事長は次のように話しました。「ウクライナに平穏な日常が戻りますよう、国際情勢を鑑み、し公益社団法人日本仏教保育協会(髙山久照理事長)は、令和4年6月16日、大本山増上寺光摂殿において、「仏教保育功労賞贈呈式」と、「ウクライナ支援救援基金手交式」を行いました。「仏教保育功労賞」は、仏教保育の振興に寄与し、本協会の事業推進に大きな貢献があった個人及び団体を顕彰するものです。令和元年までに25回54名が受賞されておめでとうございます緑谷一雄 先生古屋吉雄 先生左から、髙山理事長、八木名誉会長、古屋先生、(公財)全日本仏教会 里雄理事長八木名誉会長から古屋先生への仏教保育功労賞の授与八木名誉会長から里雄会長への目録の手交八木名誉会長と里雄会長八木名誉会長千葉・みどり幼稚園。立正大学仏教学部卒業。日仏保の評議員、『ほとけの子』編集委員、常任理事として11期22年、副理事長を歴任され、平成25年から理事長として3期6年を務め協会の発展に貢献されました。緑谷先生のコメントをご紹介します。「大学卒業後すぐに、何もわからないまま開園間もない園の運営に携わりました。県内、全国、日仏保の諸先生にご指導いただき、中でも『ほとけの子』での勉強が私を大きく成長させました」。茨城・共生保育園。大正大学史学部卒業。日仏保の評議員を8期16年、常任理事を5期10年務め、令和2年に退任。長きに渡り協会の発展にご尽力されました。「古屋賞」は協会法人化時の理事長であるご尊父の業績を讃えて制定されました。古屋先生のコメントをご紹介します。「仏教保育の現場は、自分が生まれ育った環境そのもの。住職と園の仕事を通じて地域の子どもたちの成長に接し、心の教育の大切さややりがいを日々実感しています」。(3)第697号令和4年8月1日発行仏教保育功労賞受賞者紹介

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