仏教精神に基づく青少幼年の宗教情操強化活動振興を表彰 【奨励賞】・NPO法人けやの森自然塾・雲龍寺集いの会淨教寺仏教青年会約60年にわたり、子どもたちをNPO法人けやの森自然塾雲龍寺集いの会令和4年10月4日/東京グランドホテル (公財)全国青少年教化協議会主催 第46回正力松太郎賞選考報告会・表彰式・祝賀会正力松太郎賞は、公益財団法人全国青少年教化協議会(全青協)が1976年より実施している表彰事業です。全青協は、仏教精神によって青少幼年の情操を高めたいと、当時の読売新聞社主・正力松太郎氏の提唱で仏教教団68宗派と読売グループが協力し合って設立されました。同賞は、全青協の事業目的である青少幼年の育成活動に常日ごろ尽力し、社会の情操教育振興に尽力している個人・団体を顕彰するために贈られています。「本賞」は、長年にわたる教化活動振興に顕著な実績をあげ、今後も活動が期待される個人・団体が対象です。また、今後の活動が期待される活動者に「奨励賞」が授与されます。3団体が受賞されました。(島田春樹代表・浄土真宗本願寺派淨教寺住職)第46回正力松太郎賞では、次の【本賞】・淨教寺仏教青年会(佐藤朝代理事長・真言宗智山派高竹山光明院明光寺寺庭)(今井俊宏代表・浄土宗雲龍寺住職)表彰式・祝賀会に先立ち行われた先行報告会では、各受賞者による活動の経緯・取り組みが紹介されました。その一部を紹介します。お寺に集め、心身ともに穏やかな成長を見守る活動を継続。「花まつり」「夏休み子ども会」「秋のハイキング」などの行事、8月の原爆の日には子どもたちと共に戦争と平和について考える「平和の鐘の集い」を地域の学校や教区にも呼びかけて開催しています。けやの森自然塾は、主に小学生を対象に近隣の豊かな自然環境いかした活動を行うために1992年に発足。明光寺の45年にわたる幼児教育の延長線に位置づけ、「生きる力を育む自然の教育」を理念とした取り組みは、冒険活動や環境学習、小坊主修行体験などの実体験から子どもたちの情操を育んでいます。1993年より「夏休み子供信行道場」を開設。活動は、児童・幼児を対象にした親子教室、習字教室へと広がっています。現在では子どもだけではなく老若男女が集える場として「わいわい食堂」も開設し、地域に密着した教化活動に取り組み、世代を超えて人の孤立を防ぐ休息の場として地域社会に貢献しています。受賞者による選考報告会には、日本仏教保育協会から髙山理事長が出席しました。受賞された方々。左から佐藤氏、島田氏、今井氏報告会では各受賞者がスライドや動画を用いて、活動内容を紹介(写真は島田氏)令和4年12月1日発行第701号(4)10月4日、東京グランドホテルにおいて「第46回正力松太郎賞」の表彰式等が開催されました。
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