202211

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■第700号■菩提樹学園は、日本仏教保育協会加盟園の園児・保護者による100円募金により、昭和5₈年₁₂月8日にインド・ブッダガヤに開園した保育料無料の施設です。日仏保は開園以来、運営費を助成するだけでなく、毎年「菩提樹学園運営委員会」を開催し、現地の状況をふまえ、保育・教育に関する協議を執り行い育成協力に努めております。令和3年度開催の「菩提樹学園運営委員会」において、菩提樹学園の子どもたちの英語習得のために、視聴覚教材を取り入れたいという要望がありました。そこで、運営管理を委託している公益財団法人国際仏教興隆協会に対し、「菩提樹学園の英語視聴覚教材用」に寄付金を送付しました。当初、DVD購入は現地調達の予定でしたが、コロナ禍で物流が滞り、海外からの商品が入手困難な状況となっておりました。そこで、予定を変更して日本で購入し、令和4年5月に元駐在僧の渡印時に持参を依頼。6月₂₈日に、視聴覚教材を使用した初めての英語学習が実施されました。菩提樹学園のソバー主任保母より、英語学習の際の子ども達の様子についてレポートが届きましたので掲載いたします。菩提樹学園に対し英語教材を寄附購入した英語視聴覚教材（1）第700号令和4年11月1日発行日仏保様より英語視聴覚教材用にと拝受いたしました寄付金で購入致しましたDVDを視聴しての英語学習の時間を2022年6月28日に設けました。初回となる今回は、日本寺講堂に於いて「色に出会う（Meet the Colors）」を全園児で視聴しました。大スクリーンに映し出されたきれいな映像に園児たちは興味津々で、30分間の視聴に誰一人トイレに立つこともなく、目をこらし続けました。終了後、園児たちに感想を尋ねると、どの子も「次回が待ち遠しい」と、楽しみながら学習ができたようでした。視聴覚教材を使用しての英語学習は初めてでしたが、従来の先生の発音を何度もリピートして暗記する形式での学習方法に視聴各教材を加えることはよりよい方法だと認識しました。主任保母ソバー先生からの報告菩提樹学園で視聴覚教材を使用しての英語学習仏教保育2022.November11