違うから、素敵なことが起こる遊び心いっぱいのパネルシアターや絵本〜うたと演奏 「みんなちきゅうのこども」〜 「いないいないばあ」の曲〜〜うたと演奏 テレビ番組〜ミュージックパネルシアター実演 「へんてこもぐもぐかいじゅう」〜 ません。でも、よく見ると、それが読み取れる。絵本は「絵も読んでほしい」のです。そうやってよくよく見ると、絵の中に読み取れるものがいろいろあります。これも(かいじゅうが火を吹いている表紙絵)よく見ると、このタイトル文字は焦げてるわけです。火が通ってますから(笑)そんなことを子どもと一緒に探してみるのも、絵本の楽しみいますので、ぜひやってみてください。次はうたにします。「みんなちきゅうのこども」。中川ひろたかさんとつくりました。僕が詞、中川さんが作曲です。どんなことを言っているのか、ちょっと考えながら聞いていただけるといいと思います。の1つとして、とても面白いと思言葉が違う、ということを言っていましたね。「言葉が違うなんて小さなこと みたくなる」というのは、人の言葉には色々あるということ。「夢が違うのは当たり前のこと」とも言っていました。夢はみんな違う。大きくなったらなんになるというのは、みんな違うので。違うから、みんなが集まると素敵なことが起こるんじゃないのかな、ということを言っています。うたにすることで、「大人も子どももみんな地球の子どもなんだ」というのが、小さい頃からちょっとずつでも伝わっていけばいいなと思って、この詞を書きました。話は変わりますが、僕はEテレ(NHK教育テレビ)の「いないいないばあ」という番組に関違うから話してわって、もう何年かになります。その中のBGMとして使われている曲なのですが、これにはもともと歌詞があったんですね。「あそぼ、あそぼ」という曲なので、親子が遊ぶコーナーのBGMでかかっています。それから、今日最初にやった「ねこときどきらいおん」。あれは「おかあさんといっしょ(Eテレ)」で、2011年の10月に放送されたものです。僕は、たとえ震災で被災して体育館に座っている親子でも、テレビがあれば番組を通じて、親子で楽しく一緒に遊べるかもしれない、そんなことを考えながら、あの手遊び歌をつくりました。ああいった遊び歌は、子どもが楽しんで、それで大人が嬉しくなる、そんな素晴らしさをもっています。なかなか幼稚園や保育園ではテレビのものは使わなかったりもするけれど、僕は、今後も機会があればテレビ媒体も使って何かやれたら面白いなと思っていますし、番組をつくっている人たちも頑張っていますので、いいなと気になったものは、ぜひ取り込んでみてはどうでしょう。次は、パネルシアターだよ。こんな子が出てきます。「へんてこもぐもぐかいじゅう」っていいます。い緩くていい。僕は、きっちりやるより、子どもたちが楽しく1日を過ごせることの方が大事だな、と思っています。パネルシアターでした。さあ、次はどの絵本読もうかう1回やっちゃったり。そのくらそれでは、ご一緒に。♪ へんてこもぐもぐかいじゅう。困った時にはお任せ。へんてこもぐもぐかいじゅう。はい、ぱっくんちょ。よかったね〜♪パネルシアターのポイントも1つだけ言いますと、「適当にやりましょう」ということですね(笑)こうやってなんか食べて、なんか出てきて、解決する、という大体のお話が分かっていれば、途中途中で違うところがあってもいい。僕もやるたびに違うことをしゃべってますからね。それでよいのです。子どもたちの反応を見ながら、も令和3年9月1日発行第686号(4)
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