202102
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〈保育所・認定こども園関係予算案の主な内容〉1.新型コロナウイルス感染症対策等(令和2年度3次補正) 【令和2年度3次補正予算案】 478億円○令和2年度1次、2次補正に加え、職員が感染症対策の徹底を図りながら保育を継続的に実施していくために必要な経費(かかり増し経費)や、都道府県等が保育所等に配布するマスク等の購入、保育所等の消毒に必要となる経費の支援を行う。2.「新子育て安心プラン」に基づく保育の受け皿整備602億円 【令和3年度予算案】   (前年度予算767億円)*令和3年度の保育の受け皿整備量は5.9万人。令和2年3.保育人材確保のための総合的な対策 【令和3年度予算案】 191億円  (前年度予算190億円)○保育現場で就業しやすくなるよう、保育士の専門的な保育技術を可視化するなどの保育の見える化を含め情報発信のプラットフォームの作成や保育体験イベントなど、様々な対象者に対する保育士・保育の現場の魅力発信を実施する。また、保育士確保や定着、労働条件等の改善に配慮した取組等に関して、関係機関とも連携して、相談しやすい環境を整備する。4.多様な保育の充実5.認可外保育施設の質の確保・向上6.子ども・子育て支援新制度の着実な実施令和3年2月1日発行○新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、保育の周辺業務や補助業務に係るICT等を活用した業務システムの導入を支援するとともに、在宅等で研修が受講できるよう、オンライン研修を行うために必要な教材作成経費等を支援する。○生活が困窮している学生を支援するため、指定保育士養成施設に通う学生の修学資金の貸付原資を積み増す。○保育の受け皿整備等を進めるため、保育所等の整備に必要な経費を補助する。度3次補正予算案への前倒し分と合わせて838億円○「新子育て安心プラン」に参加する自治体においても、補助率の嵩上げ(1/2→2/3)等を引き続き実施する。○ニーズに応じた受け皿整備や、地域偏在の解消、保育環境の向上等を図るため、利用者の利便性向上のための改修や、よりよい保育の環境を整備するための改修等も補助対象に加える。○安心こども基金における保育の受け皿整備事業の実施期限を令和6年度末まで延長する。(社会・援護局予算)○社会福祉施設職員等退職手当共済制度による保育所等に対する公費助成予算を延長する。○保育士の業務負担の軽減・働き方の見直しを行い、魅力ある職場づくりを支援するため、社会保険労務士などが巡回し、保育所等を支援するとともに、魅力ある職場づくりを行う保育所等の啓発セミナー等を支援する。○保育士宿舎借り上げ支援事業について、対象者の予見可能性を高めるために要件を見直すとともに、事業の対象となる者とならない者との公平性等に鑑み、対象期間の段階的な見直しを図る。○保育士の補助を行う保育補助者の勤務時間週30時間以下の要件を撤廃し事業の促進を図る。○保育士・保育所支援センターの機能強化を図るため、情報発信機能の強化や管内の保育所等を巡回してマッチング機能の向上を図るとともに、シルバー人材センターとの連携や保育補助者等のマッチングを新たに実施する。など○地域の実情に応じて保育需要のマッチングを行うため、送迎センターのか所数によらず、送迎バスの台数や保育士の配置に応じて加算できる仕組みとするとともに、こども送迎センター等事業を実施する委託事業者が損害保険等に加入した場合の保険料等を支援する。○外国籍の子どもが占める割合が特に高い保育所等について、保育士を加配できるよう支援する。など○認可外保育施設が設備面において認可保育所等の基準を満たすために必要な改修費や移転費等の補助を行う。など〇病児保育の補助単価について、提供体制の安定的な確保のため利用児童数の変動によらない基本単価の引上げを図る。〇保育コンシェルジュ(利用者支援事業(特定型))について、待機児童数が50人未満である市区町村でも利用可能となるよう実施要件を見直す。など第679号(6)110億円 【令和3年度予算案】   (前年度予算70億円)○モデル事業として実施している医療的ケア児保育支援モデル事業を一般事業化するとともに、喀痰吸引等研修を受講した保育士の処遇改善を実施する。20億円 【令和3年度予算案】   (前年度予算29億円)○認可外保育施設が遵守・留意すべき内容等に関する指導・助言を行う「巡回支援指導員」の配置等を支援する。1兆9,120億円 【令和3年度予算案】   (前年度予算1兆8,656億円)○すべての子ども・子育て家庭を対象に、市区町村が実施主体となり、教育・保育、地域の子ども・子育て支援の量的拡充及び質の向上を図る。また、保育士の処遇改善、幼児教育・保育の無償化等を引き続き実施する。

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