2020-2021
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社会福祉法人花川戸保育園理事長 荻野順雄先生 編集後記「瑞宝双光章」受章おめでとうございます!荻野順雄先生(社会福祉法人花川戸保育園理事長/東京都台東区)は、長年の地域における保護司としての活動に対するご功績により、令和2年春の叙勲において「瑞宝双光章」受勲の栄誉に輝きました。荻野先生は、荻野正順初代園長のもと第1期生として卒園された花川戸幼稚園において、平成3年より第2代園長を務めてきました(昭和52年に幼稚園から保育園に転進)。浄土宗保育協会副理事長、浄土宗平和協会理事長、台東区私立保育園連合会会長などを歴任され、日仏保においても平成19年に常任理事事業担当に就任し、現在も仏教保育の振興に尽力されています。このような多忙の中、昭和63年に保護司の任を受けて以来、た更生保護活動に努めてこられました。その功績を称え、叙勲の栄に浴することとなりました。一同、謹んでお慶び申し上げます。なお、この令和2年春の叙勲については、新型コロナウイルス感染防止の観点から、宮中における拝謁ならびに法務省における勲章の伝達式は中止されたとのことです。荻野先生はじめ受章された皆様に、心よりお祝い申し上げます。公益社団法人日本仏教保育協会 理事長 髙山久照社員一同新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が5月25日、約一か月半ぶりに全国で解除されました。今後、感染防止と保育の両立をどのように進めていくのか課題は多く頭を悩ませることと思います。特に、乳幼児の心身の発達には手繋ぎや、抱っこなどのスキンシップやコミュニケーションが成長に不可欠だと考えられています。しかし、日本保育学会の汐見稔幸先生によれば、幸せや信頼を感じて増える「オキシトシン」というホルモンは、直接触れ合わずとも声を聞くだけでも増加することが最近の研究でわかっているそうです。ウイルス感染を防ぐのに有効とされる「三つの密」を現場で考えるとき、今までの保育の常識を丁寧に見直すことが求められます。それぞれの園で話し合いを重ねながら、この困難を乗り越える必要があります。子どもたちが安心して暮らせる未来が必ず訪れることを信じ、日々の保育にあたりたいと思います。 5/13  事務局会議(ウェブ会議)(桑田)令和2年7月1日発行30年以上もの間、犯罪・非行に対する保護観察や犯罪予防といっ第673号(8)仏教保育綱領〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4TEL 03(3431)7475・FAX 03(3431)1519発行人 髙山久照 編集人 五島 満毎月1回1日発行 (1部300円税込)慈心不殺 生命尊重の保育を行なおう仏道成就 正しきを見て絶えず進む保育を行なおう正業精進 よき社会人をつくる保育を行なおう事務局日誌http://www.buppo.com/公益社団法人 日本仏教保育協会

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